こんにちは!
ハンドメイド工房 虹雨(R&R)の雨(あめ)です 。
今回は、私の作った作品の中でも意外とニーズの高いBox型コインケースの作り方について書いてみたいと思います。
簡単な作りですが、レザークラフトの基礎勉強にもなりますので是非チャレンジしてくださいね!
材料
- 牛ヌメ革
- 外装本体1mm厚 ×1枚
- 内張 大1mm厚×1枚、小1mm厚×1枚
- マチ1mm厚×2枚
- バネホック一組
道具など
- 型紙(のちのち余裕ができたら公開したいけど…いつになるやら…)
- 銀ペンまたはボールペン
- 革包丁
- デザインカッター
- 定規
- ヘリ落とし
- コバ磨き(スリッカー)
- CMC(トコノールやトコフィニッシュもよい)
- 染料(私のおすすめはクラフト社のクラフト染料)
- 霧吹き(水)
- 木槌
- バネホックうち棒
- 縫い針
- 糸(ビニモMBT #1)かなり太い糸です。
- 蜜蠟
革の粗立ちと染色とコバ磨き
- 全ての部品を型紙より5mm~10mmミリ大きめに粗断ち(かなり適当)します。
- 最初から正確に切り出しても染色したり、コバ磨きやトコ磨きをするとサイズか変わったりするので、私の場合、染色やトコ磨きが終わってから正確なカットをしています。
- 好みの色に染色します。
- クラフト染料を2倍に薄めてハケ塗りしたりウエスで叩いたりしています。
- 一度では綺麗に染まらないので乾燥させて2〜3回繰り返すこともあります。
- トコ面を染めたい場合も手順は同じです。
- ドライヤーなどで強制乾燥することもありますが、ムラになることがあるのでいろいろ実験しながらやってます。
- CMCでトコ面を磨き。
- トコフィニッシュやトコノールなどもありますが、少量の粉末を水に溶かして使うCMCはコスパがいいので愛用しています。
- 貼り合わせると磨きにくくなるコバを磨きます。
- 私の場合、コバを磨いてサンドペーパーをかけて染料を入れてまた磨いて、更に蜜蠟をすり込んだりコバワックスを溶かしてすり込んだり納得するまで繰り返しています。
カットと縫い合せ
- 外装本体とマチを型紙に合わせて正確にカットします。
- マチの縫い代を漉き加工します。
- 内張大小の一辺を型紙に合わせて正確にカットします。
- 内張大小のカットした部分を10mm幅で漉き加工します。
- 縫い合わせてからだと磨きにくい部分のコバを磨きます。
- 型紙に合わせて外装本体に折り目を入れます。
- 内張を貼ってから折り目を付けると曲げる位置がずれたり内張が剝がれやすくなったりするので先に折り目を付けてその折り目に合わせて内張を貼ります。
- 革の厚さにもよりますがこの順番を間違えると出来上がりにも悪影響を及ぼすので注意が必要です。
- 折り目は綿棒で水を入れると曲げやすくなります。
- 内張がはみ出している部分を外装の縁に沿ってカット。
- こうすることによってコバ処理が楽になるし綺麗に仕上がると思います。
バネホックの取付
- 型紙に合わせて蓋部分にバネホックの印してハトメ抜きで穴を開けました。
- メスパーツを付けます。
- メスパーツをオスパーツ側に押し付けて取り付け位置を決めると簡単に位置が決まります。
- ハトメ抜きで穴を開けオスパーツを取り付けます。
マチの貼り付と縫い作業
- マチの貼り付け個所をカッターやサンドペーパーなどで荒してマチの底辺のみ本体に貼り付けました。
- 4mmピッチの菱目打ち4本目と2本目を使って縫い穴の印を入れる。
- 印をのとおり菱切り(中)で外周に穴をあける
- この際、まだ貼り付けていないマチの上辺と下辺に穴をあけてしまわないように注意が必要です。
- 底辺のコバを磨きます。
- マチの上辺と底辺を貼り合わせます。
- マチの上辺と底辺に外側から菱キリで穴をあける。
- この作業はあまり修正がきかないのと精度が重要です。
縫い作業と仕上げ
- 縫い糸はビニモMBT#1をコインケース外周の約4倍の長さを使用します。
- 段差がある箇所は二重縫いするといいです。
- コバをがっつり磨く。
- ニートフットオイルを塗布
- 一晩オイルの浸透させてからレザーコートを塗布して柔らかいウエス等で磨き完成しました!
反省
- 説明が分かりにくいなァ・・・
- 画像と説明が一致していないなぁ・・・
- 人の役に立たないじゃないか!(怒)
- ちゃんと事前準備をしようね・・・
- わかっちゃいるけど・・・できないんです(汗)
- これも経験のひとつ!
- もっとがんばれ!
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