こんにちは!
ハンドメイド工房虹雨(R&R)の雨(アメ)です。前回に続いてバルサジグを作って行きます。
アルミ貼り、ディッピング、カラーリング、アイ(目)の取付、ディッピング、フックの取付から、完成までを一気に書いていこうと思います。
YouTubeにもちょっとずつ動画をアップし始めたのでよろしくお願いします。
「バルサジグを作ろう!」・・・めっちゃ短い動画ばかりですがお楽しみいただけると幸いです。
このブログを読んで自作のミノーやジグをつくってみようとチャレンジする人が増えたらいいなぁ・・・と思います。
アルミテープの貼り方
- またまた・・・作業工程の写真撮影するのを忘れてました😭
 - 以前書いたミノーの作り方でもアルミ貼りが省略されていました((´;ω;`))
 - ボケてるのかも😅
 - 決して手抜きしてる訳じゃないです😅本気で忘れてるんです。
 - 画像のない部分は、文章だけで書いていこうと思います。
 - 使用するアルミテープはボディにダイソーのアルミテープ(幅40mm)、顔(フェイス)に3Mのアルミテープ(幅40mm)を使いました。
 - ダイソーのアルミテープは・・・ちょっと薄すぎでそりゃそうだなってレベル?・・・3Mのアルミテープはやっぱり10倍以上の価格差だけの価値はありそう…
 - いろんなアルミテープがあるのでいろいろ試してみるのもいいですね!
 - ボディの鱗模様はブランクより少し大きめにカットしたアルミテープを硬質ゴムの上にマスキングテープでとめます。
 - アルミテープの上に1.25mmピッチのボルトを置き、斜め60度くらいの角度で左右交互に転がすと菱形模様が入ります。
 - ボルトのピッチを変えれば雰囲気が変わるので好みのピッチを見つけた方がいいですね!
 - ウロコ模様を入れたテープを半分にカットしブランクに貼っていきます。
 - シワにならないようにブランクの真ん中あたりから少しずつなじませながら貼り、余分はデザインカッターで切り落とします。
 - カッターに力を入れ過ぎるとブランクに傷がついてしまうので注意が必要ですね!
 

- 目の位置に5mmのポンチを押しつけてからデザインカッターでくりぬきます。
 - アルミテープをカットしたエッジの部分をマジック等の柄の部分でこすると、ある程度段差がなくなります。
 

- 顔(フェイス)はアルミテープを中表(台紙側を表に二つ折り)にし、型紙で部品を取り出し!
 - 切り出したら口やエラの模様を書いておきます。
 - ブランクの上下左右から位置をよく確認しながら貼り付け。
 

- 事前に描いた模様を鉄筆などでなぞると線がハッキリすると思います…
 - アイ(目)の部分はアルミテープがうきやすいので爪楊枝等で押し付けると綺麗になります。
 - アルミ貼りはいろんなやり方があるので一概にどれがいいとは言えませんがアルミテープを使用するやり方が一番簡単なような気がします。
 
ディッピング
- アルミテープを貼り終わったらすぐ塗装してもいいですが、アルミテープとブランクとの段差が残るので10回ほどディッピングしてます。
 - 途中、スポンジヤスリで軽く削るとセルロースのノリが良くなり、さらに凹凸が少なくなります。
 - ディッピングの回数をこなせばブランクの強度は上がりますがセルロースセメントの濃度によって皮膜の厚さは変わるのでここは経験によるとしか言いようがないのですねぇ…
 - ある程度アルミテープとブランクの段差がなるなるまでやれば完璧かな?
 
塗装とコーティング
- どんなルアーでもここが一番重要な気がしますが…どうなんでしょうか?
 - スイム姿勢よりも見映えが大切?イヤ…動きの方が大切だと思うのは私だけ?
 - 理想はどっちもいいのがいいに決まってますが、ハンドメイドの宿命でしょうか?
 - よっしゃー!と思ったら泳がなかったら一気に凹みますよねぇ😅
 - ということで…今回は試作なので超簡単に仕上げたいと思います。
 - まずはバック(背)とベリー(腹)にチタンシルバーを塗布しアルミテープのと境を埋めます。
 - 次にスーパーホワイトでベリーを真っ白にしました。
 - 最近、屈斜路湖でホワイトが調子いいのでジグも白い方がいいのかなぁなんて軽い気持ちです。
 - しかも・・・ホワイトはフライのストリーマーなのでルアーにもいいんじゃね?という感じです。
 - 次いでバックに蛍光レッドを吹いて頭にブラックを入れます。
 - 最後に水性マジックで斑点を入れ、半月目を貼りました。
 

- その後、目(アイ)の補強のためUVレジンでコーティングします。
 - あとはエアブラシでセルロースセメントの吹き付けと乾燥を5回繰り返して色止めをしました。
 - これで24時間くらい乾燥させれば色流れしないはずなんだけどあまり自信がありません😭
 - 吹き付けたセルロースセメントが薄いような気がするのでもしかすると色流れするかも?
 - さて結果はいかに?
 
色流れしました!
- ガーン😭やっぱ流れたぁ
 

- 色流れしたけど試作品なのでこのまま完成させようとしましたがやっぱりやり直しします。
 - 手前のブランクが色流れした状態で、奥の3本がスポンジやすりで削り落としたもの。
 - 目(アイ)はUVレジンでコーティングしたのでマスキングしてます。
 - もう一度カラーリングをやり直しました。
 - 根性あるねぇ・・・自分で自分を褒めたいです?
 

- おっ?いい感じになったか?
 

- ベリーは最近フライでもよく使う真っ白です。
 - ガッツリ削ってカラーを入れたので前回よりも凸凹感がなくなって逆にいい感じになりました。
 

- 顔も私好みになった感じです。
 - あとはセルロースセメントを吹いて色止めし、ディッピング10回します。
 - 前回もエアブラシで5回吹いたのに色流れしたのでセルロースセメントの濃度が薄かったのかもしれませんねェ・・・
 - 今回はちょっと濃いめにして吹いてみようと思います。
 - 今度は色流れしませんでしたぁ
 - 完成っス!
 
まとめ!
- アルミテープはもっといろんな種類を試した方がいいかなぁと思います。
 - 厚みのある良質のアルミテープは顔(フェイス)にはいいと思いますが、ボディには不向きのような気がしますねぇ・・・
 - ダイソーのアルミテープは薄くて取り扱いやすいんだけど、ボルトを使って模様を入れる場合、よじれたりシワが寄ったりするので取扱注意です。
 - 模様の入れ方もいろいろあるので試してみて自分に合ったやり方を見つけるのがいいと思います。
 - 目(アイ)ができるだけ出目金にならないように掘っていますが、コーティングがない状態になるので掘った後も何度かディッピングした方がいいと思います。
 - 目(アイ)の部分をUVレジンでコーティングして強化してますが、このやり方はかなりおススメでミノーのリップの補強にもかなり有効なんじゃないかなと思います。
 - 色流れは何度も経験しているのに解決策を中々見いだせていません。
 - セルロースセメントをエアブラシで吹いた後にウレタン塗料でディッピングすれば色流れしないのですが、ミノーに乗せた時のウレタン塗料のモッタリ感があまり好みじゃないので最近はセルロースセメントにこだわっています。
 - 色流れ防止の策はとにかく、エアブラシで何度も吹いて色止めし、乾燥時間を最低3日、できれば1週間とってからディッピングを開始すればいいのかなと思ってます。
 - 正解がどこにあるのか私にもまだつかめていないですが、これもミノー作りの面白さだと納得してます。
 - 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
 - 疑問などございましたらこちらからどうぞ!
 

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