こんにちは!
ハンドメイド工房虹雨(R&R)の雨(あめ)です。前回に引き続きスズメバチルアーを作って行きます。
前回の記事を読んでいない方はスズメバチルアー作ってみよぉ…vol.1に飛んでみてくださいね!
それでは本題に入ります!
ルアーフックアイの作り方
- 雨が作るルアーのフックは基本的にシングルフックを使っています。
- できればバーブレスにしたいところですがこれは使う人の考え方に判断を委ねることにしています。
- スズメバチルアーは、ベリーアイとテールアイの間隔が狭いので7号のフックを使います。
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- このフック…めっちゃカッコいいから使ってます。
- もっとカッコいいフックがあったらどなたか教えてくださいね!
- 一応、自称なんちゃってフライマンなのでフックアイくらいは自分で巻いてます。
- 以前、自作フックの作り方について記事を書いていますのでそちらも参考にしてくださいね!
- フックアイを巻くためのバイスはダイナキングのインデクサーを愛用しています。
- ちょっとだけ自慢ですが…実は使いこなせてないです😭
- 宝の持ち腐れにならないようにしたいですけど…😭
- 多分、8年前くらいに買った物ですがほぼ新品のような状態ですねぇ…
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- ダイナキングのインデクサーを愛用している最大の理由は雨自身が釣りを始めた頃の憧れの存在だったから…単純に欲しかっただけで、かなり無理をして購入したのを覚えています。
- フックのホールド性能が抜群にいいのと、ボールベアリングを使った滑らかなロータリー機能でタイイングのレベル向上にもかなり?貢献してくれているはずです。
- 雨が購入した道具の中では唯一安物買いの銭失いにならなかった買い物かもしれないですねぇ…(笑)
- フックアイの材料はケブラート(6号)を使っています。
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- フックアイを巻く時に意識しているのはシャンクができるだけ太くならないように巻くことです。
- …が…ヘタクソなので太くなるんです。
- また、強度を保証するものではありませんのでその辺は自己判断お願いします。
- 今回のフックは7号で老眼が進んだ雨にとってはかなり苦痛になりました。
- 朝出勤前の5時半から2時間巻いて8本が限界で、記事を書く元気がなくなったのでやはり以前書いた自作フックの作り方を参照していただけると嬉しいです。
- 何か質問やご意見等がありましたら気軽にこちらからご連絡いただければ幸いです。
- UVレジンでコーティングすると綺麗になりますが…UVレジンの強度はあまりないので耐久性には期待しない方がいいです。
- 出来上がった時の見た目重視だということを認識してください。
- UVレジンでコーティングした後の強度に不安を感じたので更にヘッドセメントで補強しました。
ウェイトの調整と埋め込み
- ハンドメイドのブランクは、同じように作ってもひとつひとつ大きさや形も密度も違います。
- 厳密に言えばそれぞれ違うウエイトを入れる必要があると思います。
- でもそこまで追求すると大変なので大体こんなもんでしょ!ってところで決めています。
- 深入りするとドツボにハマってしまうのでここは個人の感覚なんだと思います。
- 要は経験を積むしかないってことでしょうか?
- 最近、雨がやっているウエイトの決め方はコーティングしたブランクにスプリットリングとフックをぶら下げて、マスキングテープで任意のウエイトを貼り付けて水に浮かべています。
- 上の画像はタングステンウエイト4mmを使った状態です。
- ウエイトをつける位置によっても浮き姿が変わります。
- 上の画像では沈みすぎなのと前後のバランスが悪いので何種類かウエイトを変更して決めたのが下の画像になります。
- 一番バランスが良かったウエイトが、ガン玉1号でした。
- ガン玉1号ひとつの重さが0.4gでブランクとフック、スプリットリング、ラバーレッグ全ての重さが1.7〜1.8gでした。
- まだカラーリングとトップコーティングをしていないのですが最終的には2.0〜2.5gくらいになるのかなぁと予想しています。
- とりあえずウエイトが決まったので埋め込んでいきます。
ウエイトの埋め込み
- ウエイトを後埋めにしている理由は重心をできるだけ下にするためと、左右位置のズレを極限するためにとりいれています。
- 雨の場合、ブランクを貼り合わせる時にウエイトを埋め込むとバランスが悪くなることが多いんです。
- 今回は、ベリーアイの後方直近になるように穴を開けました。
- センターからズレないようにポンチ等で印をつけてから穴を開けます。
- ウエイトの直径と同じ深さに穴を開けタイトボンドを少し流し込んでからウエイトを埋め込みます。
- 溢れてきたボンドは、ティッシュ等で拭き取り乾燥させます。
- 以前は、木工パテで埋め込んでいましたが、強度と防水性を考えるとタイトボンドに軍配が上がりそうです。
- ボンドが固まったら木工パテを盛って成形します。
- 木工パテを盛って凹凸を埋め、乾燥後#320番の耐水ペーパーで成形し、更にコーティングした状態です。
- ガン玉が見えていますが、低重心になっている証拠です。
長くなったのでここまでをまとめます。
- 今回はフックの巻き方とウエイトの調整から埋め込みまで書きました。
- フックの種類は個人的な好みで決めれば良いですが、特にフローティングルアーの場合はフック自体の重さでアクションが変わるので色々試しでみるのも面白いと思います。
- 今回試したウエイトはタングステン4mm×2個、タングステン3.5mm×2個、ガン玉B×2個、ガン玉1号×2個、それぞれ1個の組み合わせで確認調整しました。
- 結局、ガン玉1号をひとつ入れることになりましたが完成品がどうなるかは神のみぞ知ることでしょう。
- 今回作っているスズメバチルアーはまだ完成したことがないので雨のルアーボックスに入るかお蔵入りになるかまだわかりません。
- 次回はカラーリングからコーティング、レッグとウイングを取付て完成まで持っていきたいと思います。
- ここまでお付き合いいただきありがとうございました😊
- 次回、スズメバチルアーを作ってみよぉ〜vol.3をお楽しみに!
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