こんにちは!
ハンドメイド工房 虹雨(R&R)の雨(あめ)です!
本日は私が作っているランディングネットを紹介させていただきたいと思います。
ランディングネットの大きさについて
- 虹雨が作成しているランディングネットの中で画像のモノが現在のところ最大
- どちらも全長が約60cmほどで内径のタテが約40cm
- 経験上70cmくらいまでの鱒ならこの大きさでも対応できます。
- ただし、タモの深さが浅いものはこの限りではありません。
- トラウトを掬うためのポイントは、ランディングネット自体の大きさや直径よりもタモの深さの方が重要だと思います。
- 極端な話、タモの深さが50~60cmもあればフレームの直径は30cmでもあまり関係なくなるはず・・・
- しかしながら、そこはやはりバランスが大切で、全長が30cmなのにタモが60cmあったら???っとなると思うし、使い辛いかな?
- イトウや鮭などの超大型トラウトを狙う場合はやはり全長は最低でも70cm、フレームの直径も50cmは必要かなとも思います。
- そのうち機会があれば一度挑戦したいと思っていますが、今までこのサイズで困ったことがないので余程ネタ切れしない限り挑戦するかどうかは迷いどころですね。
今後の予定
- いま手をかけているこの二本は、昨年完成させた物を屈斜路湖畔にあるフライショップチニタに置いていただいておりました。
- 自分の作った物をしばらく振りに手に取ってみるとなんだか粗がみえたので持ち帰ってタモのリメイクとコーティングのやり直しをすることになったんです。
- 小学生の頃、夏休みの宿題で描いた写生画を提出してしばらく振りに戻ってくると自分が描いたはずなのにこんな写生画描いたっけ?とか、その出来栄えに残念な気持ちになったのを思い出しましたね。
- 提出した時は完璧だ!と思ってたのにこんな下手くそな絵を出したの?って感じと全く同じ気持ちでした。
- せっかく入れたジャングルコックとキングフィッシャーのフェザーも完全に削り落として木部が完全に出るまで削りました。
- 削りながらここまでする必要はないんじゃないかとも思いましたが、やはり自分が納得できないものを販売するわけにはいかないと考え直して作業をはじめました。
- この間、長財布や小銭入れ、名刺入れなどの嬉しいオーダーもあってなかなかランディングネット作業にとりかかれず延び延びになっていました。
- この間、オーダーのあったコインケース達です
- 本日、ようやくサンディングシーラーの作業まで完了しました
- 鏡面仕上げにするためには杢目のデコボコを完全になくさないと本当の意味で鏡面にならないのでこの下地処理作業が一番重要です。
- 更に私の場合はグリップのワンポイントにジャングルコックとキングフィッシャーのフェザーを入れているのでこの段差をなくすために今回も10回塗り重ねました。
- ハケ塗りでゴテゴテの状態から、1〜2日乾燥させ、耐水ペーパーの#300〜400番で磨きます。
- 濡れた状態でウエス等で水分を拭き取るとへこみのある部分が光って見えるのでもう少し削ります。
- 光っている部分が深い場合や大きい場合はサンディングシーラーを重ね塗りする必要があります。
- ここで注意が必要なのが削りすぎで、せっかく入れたワンポイントを削り落としてしまったり、木部が完全に出てしまうと、もう一度やり直すことになるのでここは細心の注意が必要です
- この作業を繰り返して凹凸のない艶消し状態になれば完璧です
- 段差やデコボコがなくなりました
- こちらのカーブネットは花梨のシラタ模様がきれいに浮かび上がってます
まとめ
- ジャングルコックとキングフィッシャーのワンポイントもきれいに入り、いい感じの艶消し状態になったので、あとはウレタンクリアを液だれしないように重ね塗りします…
- って塗料を確認したら肝心のウレタン塗料の硬化剤が完全に硬化してしまっていて使い物にならなくなっていました
- また作業が伸びそうです。
今日はここまで!
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