こんにちは!
ハンドメイド工房虹雨(R&R)の雨(あめ)です。
今回はスズメバチオニグとオニグモルアーの作り方についての続報になります。
前回作成したスズメバチルアーの反省点を改善&修正しながら作ります。
雨(私)の頭の中にある改善点は、ルアーウエイトを3〜5gにしたいのとブランクを浮かべた時に尻下がりで2/3くらい沈んだ状態を演出したいなぁ…というイメージです。
自作したルアーで鱒が釣れるとめっちゃ楽しいですよぉ〜是非作ってみてくださいね!
それでは本題に入ります。
ウエイトの調整
- まずはオニグモルアーからウエイトの調整をしてみたいと思います。
- ガン玉4Bが約1.2g、5Bが約1.8g、6Bが約2.7gでした。
- これを組み合わせて調整しました。
- 一番理想的なフローティング姿勢だと思えたのが4Bが前、5B後ろにセットした状態でした。
- スズメバチのブランクはオニグモより0.1〜0.2gほど重く、オニグモと同じ4Bと5Bを入れると沈みすぎる感じがするので4Bを2個入れることにしました。
- これはブランクがプックリしているオニグモとシュッとスマートなスズメバチの違いなのかなぁと考えています。
- これでフックとスプリットリング、ラバーレッグがついてコーティングされるので最終的にどうなるか…期待と不安でいっぱいですねぇ〜🤣
ウエイトの埋め込み
- ウエイトを埋め込む穴は、センターポンチでマークし、φ2mmのドリルビットを指先で回して穴を開けます。
- 電動ドリルを使わなくてもバルサなら穴を開けることが可能です
- ドリルの径を1mmずつ太くしながらガン玉が入る大きさまで広げます。
- 4Bの穴はφ6mm、5Bの穴はφ6.5mm径のドリルを使えばガン玉がピッタリ入りました。
- タイトボンドを流し込んでガン玉を押し込みます。
- 溢れてきたタイトボンドはティッシュで拭き取れば綺麗になります。
- タイトボンドは盛りすぎると削るのが大変なので穴の中を防水するイメージです。
- タイトボンドが硬化したら木工パテで凸凹を埋め硬化させてから#320番の耐水ペーパーで削ります。
- 今のところスズメバチもオニグモもルアーウエイトが4g前後になりそうなので飛距離は問題ないかなぁと考えています。
- あとは5回ほどセルロースセメントにディッピングします。
- ディッピングの途中で水研ぎを入れると下地が綺麗に整います。
- そしてさらサーフェイサーを塗ればgoodです!
カラーリング
- まずはサフェーサーで下地処理しました。
- 使っているサフェーサーはタミヤのスーパーサフェーサー(缶スプレー)
リンク
- タミヤのスーパーサフェーサーはプライマーの性質も持っているので塗料の密着力が強く剥がれ防止にもいいんじゃないかと考えています。
- ただ、フックアイに塗ったまま塗装するとアイの塗料が取れにくくなるので塗装する前にサフェーサーを剥がしておいた方がいいと思います。
- オニグモのブランクにサフェーサーをふきつけました。
- スズメバチのブランクにもサフェーサーを吹きつきました。
- 前作はスズメバチのブランクをできるだけリアルな色にしたくて蛍光イエローに蛍光オレンジを少し入れました。
- もう少しオレンジを濃くすればリアルな感じがなるかなぁと思います。
- でも、川や湖に浮かべてみると視認性が良くないと感じたので今回のスズメバチルアーは思い切ってリアルカラーではなく蛍光レッドでいってみます。
- 蛍光レッドのスズメバチなんていないけど、視認性を重視するとどうなるのかも気になります。
- ついでにスズメバチの腹部横にR&Rのロゴを入れてみました。
- 腹部にポスカのブラックを塗布し、鉄筆で文字を書くというか削るとこんな感じになります。
- オニグモルアーは、赤オニグモを演出してみたいけどリアルなカラーは絶対無理だなぁ…
- 今から宣言しておきます。
- どう見てもオニグモには見えないし、アフリカ辺りの露店で売っている魔除の民芸品のようになりそうです。
- ほらねぇ…
- センス…のカケラも見当たらないと言わないでください。
- このカラーリングには賛否両論?いやいや…圧倒的に否認される方が多いと思うけどこれでお魚が爆釣したら面白くないですか?
まとめ
- 形が見えてきたのでこの辺でまとめます。
- ウエイトの調整は順調ですがあくまでもコーティングしてフックを付けて水に浮かべてみないことにはなんとも言えないです😅
- 最近、サフェーサーを使っていますが、表面の滑らかさと塗料ののりがかなりいいと思います。
- ブランクの模様を入れるのにポスカを使っていますがもうちょっとペン先の細いものが欲しいですねぇ〜
- 細い線を入れるのにゲルインクのペンを使って耐溶剤性があるのか試したところ色流れしなかったのでなんとか使えそうです。
リンク
- ゲルインクはポスカのように綺麗に削れないので使う場所を考えないといけませんね。
- 描いてすぐなら水を含ませた綿棒で消すことは可能ですが手早くやらないと汚れてしまいます。
- スズメバチはポスカのブラックしか使っていないので比較的簡単ですがオニグモはかなり難しいです。
- オニグモの画像やイラストを見て参考にしようとしてもこんなの描けるわけわけねぇージャンってな感じです。
- こうなったら、開き直って自分の好きな色で好きなように思いつくままをキャンバスにぶつけるだけですね!
- 次回は、ラバーレッグの取付と触角の取付・・・ウレタンでのコーティングをやって完成までもっていこうと思います。
- ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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