こんにちは!
ハンドメイド工房虹雨(R&R)の雨(あめ)です。
今回はお友達からオーダーがあったのでコインケースを作ることにしました。
以前もコインケースの作り方の記事を書いてますが、あまり詳しく書いていないので今回はできる限り詳しく書いてみたい思います。
それでは本題に入ります。
材料と道具について
- 材料は、A4サイズのヌメ革2mm厚×1枚、1mm厚×2枚、ファスナー3号、染料、CMC、ビニモ#8番(糸の太さはお好みで)
- 道具はカッター、カッターマット、定規、ヘリ落とし、菱ギリ、サンドペーパー、コバ磨き、縫い針、まだあるかも?
- 道具はやろうと思えば100円ショップのものでも使えるものが多いので無理に高級な道具を買わなくてもイイと思います。
- 目打ち、カッター、カッターマット、縫い針(針の先端を少し削る)、ステンレストレー、糸切りハサミなどなど…探せばまだまだあるはず。
- 一気に道具を揃えてしまうと必要のないものを買ってしまったり安物買いの銭失いになったりするので道具選びは絶対必要で厳選したものを仕入れた方が良いと思います。
- かく言う私は安物買いの銭失い一直線ですが😭
型紙からのトレースと裁断
- 型紙はjwcadで作図してます。
- jwcadを使っていると聴こえはイイが、あくまでも自分用のメモ代わりなので…まだまだ公開できるレベルではないデス!
- A4用紙に印刷したものを厚紙に貼ってカッターで裁断しました。
- 型紙の精度はかなり重要だと思うので、革の裁断と同じくらい慎重にカットしてます。
- 型紙ができたら材料を少し大きめに裁断します。
染色と床面磨き
- 今回はイエローのオーダーです。
- ステンレストレーに材料を置いて刷毛塗りします。
- 材料に霧吹きで水をかけるとムラが出にくくなるなります。
- イエローは発色が薄いの薄めずに原液のまま使っています。
- 銀面の染色が終わったら床面の見える部分も染色します。
- 一度乾燥させて染色具合を確認し、発色が薄い場合は再度染色することをお勧めします。
- 染色の確認は濡れた状態では全く違う色なのでしっかりと乾燥させて確認することが大切です。
- 内ポケットとマチの床面を磨きました。
裁断と漉き作業
- 型紙を使って正確に裁断しました。
- マチと内ポケットの貼り合わせ箇所の漉きます。
- 漉き作業をする革包丁はしっかり研いだ物を使用します。
- 切れ味の落ちた革包丁で漉くと、ガタガタになるので切れ味の良い物を使って気持ちいい漉き作業をしましょ!
まとめ
- 床面磨きにはCMCを使ってます。
- 画像ではトコフィニッシュですが中身はCMCです。
- めっちゃコスパがイイし、あまり変わらないように思えるので愛用してます。
- コインケース作りに限らず、レザークラフトに必要な道具は必要になった時に、よく厳選してイイ物を入手することをお勧めします。
- ちなみに高いから良い物、安いから悪い物と決めてかからない方がいいと思います。
- まずは使えそうな道具を100円ショップで探すとかなり使える物があるので侮るなかれ!
- だだし、正確さや切れ味などを要求される物はやはりそれなりのクオリティなので道具を選ぶ目を鍛えことが先決ですね!
- 革の染色と床面磨きをする際、型紙よりも少し大きめに裁断する理由は、染色と床面磨きを何度か繰り返すと革が伸びたり縮んだりするので先行作業します。
- 染色は染めるカラーにもよりますが水性染料が簡単でムラが少なく綺麗に染まります。
- ヌメ革の染色は一度では理想のカラーにはならないので乾燥と染色を何度か繰り返す必要があります。
- ブラックやブラウンなどの暗い色は水で薄めて染色するといいです。
- 次回はコバ磨きと接着から手縫いし、完成まで書きたいと思います。
- ここまで読んでいただきましてありがとうございました😊
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