こんにちは!
ハンドメイド工房虹雨(R&R)の雨です。
渓流用ランディングネットの作り方…フレーム材とグリップ材の接着について書きます。
この記事を読むと雨が作っている渓流用ランディングネットの接着方法が理解できます‼
他にも関連する記事を書いていますので興味のある方は以下のリンクも参考にしてみてくださいね!
ランディングネットの自作vol.1〜vol.2〜vol.3
それでは本題に入ります。
フレーム材の接着
- 2022年5月26日に曲げ作業を完了して丁度1ヶ月乾燥させたので次の工程に進みます。
- 基本的にランディングネットの乾燥は自然乾燥で室内で放置しているだけです。
- 放置しているだけですがしっかり乾燥させないとランディングネット完成後に歪みが出てくることがあるので、この乾燥期間は重要だと思います。
- 型枠を外す前にフレーム材の接着位置をマーキングしておきます。
- これが接着する際の目印になります。
- クランプを外して型枠からフレーム材を外します。
- 60分硬化の2液性エポキシ接着剤を接着面の両方に塗布し軽く重ねてWクリップなどで2~3か所仮止めします。
- フレーム材を3枚接着したらグリップ材とフレームも接着させます。
- 軽く接着しWクリップを外して型枠に戻したら、もう一度クランプで締め上げます。
- はみ出したエポキシ樹脂が多いとかなり苦労するので型枠をクランプで締め上げる際にある程度エポキシを取り除くといいです。
- この際の注意すべきはフレーム材、グリップ材のズレに気をつけるべきですね。
- 乾燥してしまうとズレの修正はほぼ無理なのでかなり重要だと思います。
- あとはこの状態で24時間乾燥させて内張を除く接着作業が完了です。
型枠からの解放
- エポキシ樹脂が乾燥すると型枠から外れにくくなるので、この際には少しづつ動かしてフレーム材やグリップ材を傷つけないように慎重に取り外します。
- 型枠にビニールを被せるとイイかも知れませんね!
- 次回挑戦してみようと思います。
- 少し隙間が空いたらプラ帯などでカバーしてマイナスドライバーでこじると傷を付けずに型枠から外すことができます。
- 今回はエポキシ樹脂が多すぎて型枠から本体を外すのにだいぶ苦労しました。
- これが型枠から外してすぐの状態です。
- ベルトサンダーで平面を出すので問題ありませんがちょっとはみ出し過ぎだと思います。
- 余分な作業ですね・・・
グリップ材の成形
- 現時点では内張が貼れないのでグリップ材の成形と余分にはみ出したエポキシ樹脂を削って整えます。
- 内張のR部分をカットするにはバンドソーが使えないので糸鋸を使います。
- できれば電動糸鋸がほしいですねぇ・・・
- 雨の使っている糸鋸はかなりの年代物をオークションで購入したので多分10年以上前の代物ですね…
- なのでそろそろ限界が近いです。
- パワーもなく相当変則的な動きになっていたのでそろそろニューマシンを導入検討すべきかなぁ…
- ついでにグリップの先端も形成しました。
- まずは余分なエポキシ樹脂を削って平面を出します。
- ベルトサンダーは京セラ(旧RYOBI)のBDS-1010を使っています。
リンク
- 紹介記事を書いていますので興味のある方はこちらを参照してみてくださいね!
- この後バンドソーでグリップの後端ををなめらかにカットしたあとディスクサンダとボール盤に取り付けたホイップホイールで整えました。
リンク
- ホイップホイールは電動ドリルに取り付けて使ってもいいと思います。
- これで内張の接着準備完了
- 現時点でも花梨瘤のシラタ模様がヤバいです…
- オイルを入れる瞬間が楽しみですねぇ!
まとめ
- 現時点でエポキシ接着剤がなくなってしまったので内張の接着作業はちょいと延期になります。
- 今回の接着作業で閃いた型枠にビニールを被せる方法は次回作で取り入れてみたいと思います。
- 雨が使っているエポキシ接着剤は使い勝手はあまり良くないですが、接着強度はかなり強いと思います。
- 雨は使ったことがないけどタイトボンドという接着剤もいいらしいです。
- 今度仕入れて試してみようかな!
- ランディングネットの作り方については以前にも書いていますのでメニューバーのカテゴリからランデングネットを選択してみてくださいね!
- 次回、ランディングネットの作り方・・・内張の接着編を書きますので今しばらくお待ちください。
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