こんにちは!
ハンドメイド工房 虹雨(R&R)の雨(あめ)です
今日はクレモナ糸の結び方について更に詳しく解説してみようと思います
クレモナネットの編み方についての大まかな流れは…
クレモナネットの編み方編を参考にしてみてください。
アンカーライン
- 作業台の梁部分(編めればどこでもよい)にネジフックを30〜40cm間隔でネジ込む。
- いらなくなったフライライン、クレモナ糸等の両端にループを作りネジフックにかけます。
- アンカーラインは網針が楽に巻ける程度で長くもなく短くもないこと。
ヒバリ結び(本目結び)右利きver
- クレモナ糸を約100mm〜150mm余長をとって左手に持ちます。
- 右手に持った網針をアンカーラインの上から回して左手の更に左手前に抜きます。
- そのまま網針を右側に移動しアンカーラインの手前下から後ろにまわします。
- アンカーラインの上から手前にできたループに通します。
- 結び目が緩まない程度に締めるとヒバリ結び(本目結び)ができます。
- ヒバリ結び(本目結び)はアンカーループとクレモナネットの編みはじめに使います。
アンカーループ
- ヒバリ結び(本目結び)を繰り返します。
- アンカーループは後に廃棄するので使わない短いクレモナ糸を使うといいですね。
- アンカーループの目数はクレモナネットの目数より1目多く作ります。
- 例えば18目のタモならアンカーループを19目作る
- 左の画像が19目になります。
- クレモナネットの編み始めもヒバリ結び(本目結び)で編みます。
- この結び目がクレモナネットの底辺の中央になります。
- この部分はもう一方の網針で編み始めるときに解きます。
蛙又結び
- ひとつ目のループの下から網針を通して駒の幅のループを親指で押さえます。
- ループを押さえたまま網針をループの裏に通して右手前にできたループに網針を通します。
- 画像はわかりやすくするため押さえていませんが親指の腹と爪を使ってズレないように押さえます。
- 締め付けると画像のような結び目になります。
- あとはひたすら編み続けるだけです。
- 挫折しないように休憩を取りながら少しずつ編んでいきましょう。
蛙又結びの失敗アルアル その1
- 画像のこの位置で締め付けるとループがフリーの状態になります。
- 左の結び目と右の結び目は大きく違うのがわかりますか?
- 右の結び目は上のループを締め付けていないので上のループが自由に動きます。
- 結び目が動くので網目が大きくなったり小さくなったりします。
- この状態にならないよう注意が必要です。
- 後から修正するのはかなり難しいので、ひと編み毎によく確認することをお勧めします。
蛙又結びの失敗アルアル その2
- 隣のループを一緒に締め付けることがあります。
- 実は慣れてくるとこの失敗が増えるんです。
- ひと編み毎に確認した方がいいですが最低でも半段編んだら確認した方がいいですね。
- 後で気が付くとこの失敗個所まで解いて戻ることになりますよ!
- 何段も編んだ状態で気が付くとせっかく編んだ物を諦めて捨てることがあります。
三角目の作り方
- クレモナネットの底辺を編み終わったら、底辺四隅に三角目を作ります。
- 結びは蛙又結び
- 三角目の一辺もできるだけ同じ長さが必要です。
- あまり小さい目だと網針が通らなくなるので注意してください。
二本の糸がブツかった時の蛙又結び
- 二本のクレモナ糸がぶつかったら、一重結び(止め結び)します。
- 一重結びでできたループの右後から左側に通す
- 見やすいように駒を使っていませんが左右のループの大きさと合わせるのに駒は使った方がいいです。
- 変形の蛙又結びになります。
- 結び目が動かないよに確実に確認してしっかりと締めます。
- 引き続き左右に分かれて蛙又結びします。
糸が足りなくなった時の結び方
- 糸が足りなくなったり切れてしまった場合は新しい糸を準備してつなぎ合わせます。
- 足りなくなった糸と新しい糸を重ねて持ち画像のように親指で押さえます。
- 結び目を親指で押さえ、右側に出た網針を右下から後ろに回し、左から出た網針を手前にできたループに通します。
- 分かりやすいように糸の色を変えています。
- 一本ずつ蛙又結びをして締め付けます。
- もう一方の糸も蛙又結びします。
- 糸が交差して重ならないようにすると結び目が綺麗になって繋ぎ目がわかりづらくなります。
- 若干ですが結び目が大きくなるのはしょうがないですね!
- 余分な糸をカットしてライターで炙ります。
- 引き続き編み進めます。
ダブルループの作り方
- 最後の一目は結ばないこと!
- 左側から出た白の網針を右側のループに通します。
- 二本の糸を重ねて持ち、手前に引くと二つのループが一つになります。
- 左側から出た白の糸で蛙又結びします。
- 締める位置をよく確認しながらしっかりと締めます。
- もう一方の糸も蛙又結びすれば強度は上がりますが、結び目が大きくなるので私は一本で結んでいます。
- 幅の広い(40mm~50mm)の定規を駒にします。
- 網針を二本重ねて持ち右側2つのループを下からくくります。
- 駒でループの大きさを調整します。
- 片方の糸で蛙又結びします。
- どちらの糸を使ってもいいです。
- 結んでいない糸はフリーに動くので結び目が大きくなってもよい場合はもう一方も結べば強度もあがります。
- 後は繰り返すだけ!
- 最後はどうしても結び目が大きくなりますが、堅結び等で止めます。
- 余分の糸をカットしてライターで炙り接着剤等で補強すれば完成です。
まとめ
- クレモナ糸の結び方は様々なサイトでUPされているので本気で自作してみたい人は色んなサイトを検索して自分なりの結び方を追求すべきだと思います。
- そのうちに余裕があったら動画での投稿も考えていますがまだまだ先になりそうです。
- クレモナネットを編んでいて一番苦労しているのは、蛙又結び失敗アルアル その1と蛙又結び失敗アルアル その2
- もしもクレモナ糸編み方でご質問等がありましたら問い合わせフォームからご連絡ください
- できる限りの回答をしていきたいと思います
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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